6月議会が今日、閉会しました。
今議会には、仙台市議会議員の定数を青葉区2人、泉区以外のほかの3
区で1人ずつの計5人削減し、55人にする提案が、改革フォーラム、公明党市議団などからされていました。
結果は、31対24で、削減案が通ってしまいました。
私は、削減に反対の立場で、登壇し討論を行いました。その討論の部分を抜粋して掲載します。
つぎに、議第7号「仙台市議会議員定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の一部を改正する条例」についてです。
いま、市民が仙台市議会に願っている改革は、政務調査費など、議員が受け取っている税金を何にどう使ったのか市民の前にきちんと明らかにすることであり、市民が納得できる使い方をすべきだということです。
また、100万円もの税金を使う海外視察はやめてほしい、1日5000円の費用弁償は減らすべきだなど、市民の目から見て、きわめて当たり前の改革です。こうした問題に真っ先に取り組み、改善をすすめて信頼を得ることこそ、「議会改革の1丁目1番地」です。
市民のくらしや雇用、営業はますます厳しくなっています。人口が100万人を超え、市域も788平方キロメートルと広大な仙台市です。多様な民意を市政に十分反映させるためには、今の議員数が多いとは言えません。一人ひとりの議員が果たさなければならない役割は、さらに大きくなっています。
市民の立場で市政をチェックし、執行権を持つ市長と、議決権を持つ議会が、お互いの独断や暴走をふせぐこと、さらに、議会や議員が、行政と対等な立場で積極的に市民に役立つ条例提案を行っていくことが、私たち議員に求められている使命です。そして、議会、議員自らが、受け取っている税金の使い道の透明化をはかることは、議会改革の基本中の基本です。
議会や議員が、透明性を自ら高め、市民に本当に役立つ仕事ぶりを発揮して、市民の目にもその姿が見えるならば、議員を減らすべきという声はおきません。
議会本来のあるべき姿に立ち戻るべきです。
市民と行政をつなぐパイプをますます細くし、多様な民意が反映できなくなる議員定数削減には同意できません。よって、議第7号に反対です。
また、議論を避けるために、提出者もふくめた多数が、この議案の総務財政委員会への付託を省略すると決めたことに強く抗議いたします。私たち日本共産党仙台市議団は、委員会での質疑を行うことを再三表明していました。議員定数を削減することが、市民にとってどういう影響と問題があるのかをきちんと議論し、市民の前に明らかにしていく必要があると考えたからです。それなのに、議員の質疑権を奪うという決定を、多数で決めたことは重大な問題です。議会の原則的運営に大きく反する取扱いをすることはあってはならないと強く指摘して、討論といたします。