昨日は月に1度の市議会常任委員会の日でした。
仙台市の図書館事業について報告があり、各会派の議員がそれぞれ質問をしました。
2008年度版、政令市の基本施策比較によると、仙台市の図書館数は7館で、岡山市を除く17市の政令市中、1番少ない、という結果になっていました。
ほかの議員からも、図書館までが遠いので、アクセスできるよう利便性の向上をという指摘がされていましたが、私も、「もっと図書館を増やすことを視野に入れた計画を」と求めました。
教育長からはあまり前向きの答弁がなく、非常に残念でした。
ほぼ同じ人口規模のさいたま市には、23の図書館があり、図書購入の予算も仙台市のほぼ倍の3億4000万円ほど。蔵書数も、貸し出し冊数も仙台市を大きく上回っています。
いかに市民が図書に親しめる環境をつくるかという点では、インターネットなどで予約できるシステムなど、借りやすさの工夫も必要ですが、市民の身近に図書館がある、というのが決定的に大事ではないかと思います。
しかも、仙台市は、広瀬図書館に指定管理者制度まで導入しています。2年がたちましたが、館長などを除く、一般職員は全員非常勤職員で、細切れの働き方をしているなど、結局低賃金で、不安定な労働者を生んでいるだけです。
司書資格を持ち、誇りを持って働き続け、経験を蓄積していくことは到底できません。しかも、指定管理者制度は、3年ごとの公募ですから。
高い専門性が必要とされ、安定した市民サービスが求められる図書館に、指定管理者はなじまないと、指摘しました。
当局も、広瀬での指定管理者制度の導入で、問題点や課題があることは認めて、検証はすると答弁しました。
図書館大好き!の市民はたくさんいます。先日も、ある市民の方から、「経済的に厳しくなって、以前より本が買えないので、市民図書館は本当にありがたい。職員の方も知識があり、とても親切にしてもらっている」と、おほめの言葉もいただいています。そのことも、当局に伝えながら、よりよい図書館事業を今後も求めていきたいと思っています。
それにしても、民主党のある市議の方からは、「限られた予算なのだから、蔵書数を維持するために、より安く本を仕入れるよう工夫すべき」というような、質問がされました。
本や雑誌などは、再販制度があるからこそ、全国どこでも同じ価格で手に取ることができるのです。大量に仕入れすれば、安くできるとか、そういうものでもありません。
図書館の蔵書を、大型中古本屋などから仕入れろ、ということなのでしょうか???先日お話を聞いた、地元書店の役員の方の顔が浮かびました。
「予算を増やせ」というならまだしも、かなり驚きました・・・